- HOME
- インタビュー
地元の方に必要とされる歯科医院として
歯科医師一家の三代目として、地域の方々のお口の健康を支えていきたいと思っています。
当院には祖母・父の代に通っていただいていた患者さまがたくさん来られます。そういった方々とのつながりをこれからも絶やさぬよう、地元の方々に必要とされる医院を作っていきたいと思います。
この町で開業に至った経緯を教えてください。
我が家は歯科医師一家で、三代前からこの地で診療を続けてきました。祖母が開業したのは1937年と聞いています。おかげさまで土地に根づき、地域医療に貢献し続けることができています。
祖母・父の代から通い続けてくださっている方も多く、本当に、地元の方々の支えがあってこそ、歯科医院を続けられているなと感じています。
初診の際に心がけていることがあれば教えてください。
最初に、お口の中の状態をしっかりお伝えします。ご自身のお口の状況をよく知っている方はあまりいらっしゃいませんので、ご理解いただいた上で、必要な治療法をご提示させていただいています。
また、どの方法で治療をするのか、その決定権は患者さまにあります。私はアドバイザーとして、治療計画を一緒に立てていきます。
院内の設計・設備でこだわったところはありますか。
院内はバリアフリー設計にしました。車いすの方が来院されたときも、不自由が生じないようにしたかったからです。
また、各診療台にモニターがついています。レントゲンなどの、説明時に使う資料はすべてこちらでご覧いただけます。目で見ていただいたほうが、より良く伝わることが多いと感じています。
地域医療に貢献されている取り組みはありますか。
通院が困難なご年配の方のために、その方のご自宅や、入所されている施設に伺って治療を行っています。当院は祖母の代からの患者さまも多く、訪問のニーズが高まっているのは知っていました。訪問診療を始めたのは、地元の方々からのご要望に応えたいと思ったからです。
今後、力を入れていきたいと考えている治療はありますか。
訪問歯科診療ですね。高齢化にともない、介護を必要とされる方々の数は年々、増加傾向にあります。そのような時代にあって、医院の中だけで診療を終えるのは、難しくなっていくでしょう。訪問に対する需要の高まりは、社会的な必然になりつつあると考えています。